当センターの業務を県内の行政関係者に理解してもらおうと、県内25市町村への訪問計画を立てて10月17日より男鹿市から順次に実施し、約一か月間の時間をかけて11月15日に終了しました。
訪問の内容は、センター周知のお願いや業務の紹介などです。特に、相談支援や災害時の情報拠点としての機能、手話通訳者や要約筆記者、盲ろう者向けの通訳・介助者の事業の紹介などをリーフレットと手持ちした資料をもとに紹介しました。
短時間の訪問でしたが市町村の担当者に温かく迎えていただき、熱心に耳を傾けてくださいました。合併前は90市町村だったのが25市町村になったとはいえ山や川が多く秋田県は広いと感じました。この中に聴覚障害者が暮らしていることや担当者と話し合うことで、その地域の聴覚障害者の実態や制度の利用状況など、統計の数字だけで見えなかったものが見えてきました。また災害時での情報拠点として当センターへの期待の高さがわかりました。
センター業務を進める上で大事なことは、人と人との繋がりです。災害時だけでなく日頃からの業務への理解と協力の働きかけがいい事業になると思います。こうしたことを今後も続けていきたいと思います。